校長あいさつ
 


 本校は、昭和56年に創設され、今年で43年目を迎えました。

 普通科、普通科情報ビジネスコース、音楽科を設置する学校で、

色ある、質の高い教育活動を展開しています。 

 また、松伏町並びに周辺地域の方々から多大な御支援・御協力を

いただいており、地元に愛される学校として、大切に育てていただ

きました。地域と密接に関わりながら、さまざまな活動を実践して

います。 

 近年は大学・短大・専門学校等への進学者が増加し、就職に関しても12年連続して内定率100%を維持しています。今後も生徒の進路希望に応じて、一人一人を大切にしたきめ細やかな進路指導を展開していきます。 

 部活動でも、吹奏楽部や合唱部をはじめ、複数の運動部・文化部が県大会等で活躍し、日頃の取組の成果が着実に実を結んでいます。また、様々な学校行事も充実し、生徒たちが主体となって運営・協力しています。 

 高校に入学し、卒業後には大学・短大・専門学校等への進学を希望している人。また、就職して社会で貢献したいと望んでいる人。一人一人に将来の夢や希望はあると思いますが、本校は、そんな皆さんの、それぞれの進路希望を実現することができる学校です。先生方が、丁寧に、熱意をもって指導してくれる学校です。 

 本校の生徒たちは、3年間の高校生活はとても充実していて素晴らしかったと、満足して卒業しています。皆さんも、本校の授業公開や学校説明会を利用して、生徒たちが活動している様子を直接見て、感じてください。御来校を心よりお待ちしています。

                                 校長 若菜 健一


 
校長日誌

校長日誌

本日から中間考査が始まります

 5月16日(火)から4日間、第1学期の中間考査が実施されます。今年度初めての定期考査となりますが、日頃の学習成果を十分に発揮してもらいたいと思います。

救急救命講習会

 本日の放課後に、生徒、教職員、松伏分校の先生方が体育館に集まって、救急救命講習会を受けました。吉川松伏消防松伏分署の方々に御指導をいただきながら、万が一の事故に備え、AED(心肺蘇生装置)の使い方を学び、実際にモデルの人形を使った実践練習を行いました。

 消防隊員の方からは、「とても真剣に取り組み、素晴らしい訓練となりました」とのお言葉をいただきましたが、生徒も先生方もともに協力しながら、熱心に取り組んでいました。

 

G.W.の最中に

 ゴールデンウイークの谷間である本日は、盛りだくさんの1日です。

 1年生は、入学して1か月。学校生活に少しずつ慣れてきたところで、よりクラスの親睦を深めるために遠足を実施しています。行き先は、茨城県にある「こもれびの森イバライド」。バスで2時間弱の移動となります。現地では、飯盒炊爨を行い、班で協力しながらカレーライスを作ります。その後、アイスクリームを自分でつくる体験を行います。

 2年生は、11月に実施予定の修学旅行に備え、都内での班別行動を行っています。JR東京駅に集合し、班ごとにたてた計画に従って行動します。先生方も生徒の安全を把握するために、チェックポイントとなる場所で確認しながら班別行動をサポートしています。公共交通機関利用のマナーや集団行動の中での役割を学んでほしいと思います。

 3年生は、進路決定に向けた準備を進めていくために、学校に登校して進路ガイダンス、進路学習を行いました。企業の方々や大学、専門学校の先生方をお招きし、現段階で興味関心のある分野を選び、説明を受けました。これからの進路選択に生かしてくれることを目的にした重要な行事です。まずは、しっかりと話を聴き、自分自身で考える機会となることを期待したいと思います。

 最後に、今日は松伏分校の生徒が職業の時間でつくったパンの販売がありました。チーズやポテト、チョコレートなどを使ったパンが並び、販売している生徒も大きな声で応対してくれました。また、農園芸班が敷地内の畑で栽培した野菜の販売もありました。今日はレタスとさやえんどうでしたが、季節に応じて様々な種類にチャレンジしています。

 松伏高校も松伏分校もとても生徒が頑張っている1日です。

始業式・入学式から10日が過ぎ・・・

 始業式・入学式からアッという間に10日が過ぎました。その間、春とは思えない天候もあって、先生方や生徒の体調を心配しつつ、日々に追われて過ごしておりました。

 年度当初ともあって、各学年は今年1年の準備のために様々な活動が続きました。1年生はオリエンテーション、部活動見学など、2・3年生は新しいクラスでの役割分担や進路実現に向けたガイダンスなどが進められました。各種健康診断や委員会活動のスタートと忙しい日々でした。

 昨日も、身体測定、新体力テストが松伏分校と一緒に行われました。本日はこれから離任式を行います。この4月に他校へ異動された7名の先生方が、生徒たちとの最後の別れの場面で、貴重なメッセージをいただくことができるものと期待しているところです。

1学期始業式&第43回入学式

 本日、4月10日(月)は1学期の始業式と入学式が行われました。

 午前中の始業式に先駆けて着任式が行われ、3月末で退職、転出した先生方と4月当初に着任された先生方をご紹介しました。

 始業式では、新2・3年生に向けて、今年度の目標を達成するためにはその先のことを考え、意識して生活することが大切であることと、命の大切さについて話をしました。また、生徒指導主任からは、交通マナーや学校生活全般について注意すべきことが話されました。特に、自転車での交通ルールやマナーをしっかりと守り、ヘルメットの着用の重要性について話をしてもらいました。コロナの影響があったため、着任式と始業式を体育館で行うのは、在校生である新2・3年生は初めてのことでした。それでも式典ということもあり、整然とした中で行われました。オンラインではなく、久しぶりに生徒の皆さんに直接お話をすることができたので、私もとても充実感を感じました。

 午後は入学式。緊張感の中で、新入生の名前が呼名され、172名の入学を許可しました。式辞では、高校での学びの場を与えてくれた周囲の人への感謝と、義務教育を終え、社会で義務と役割を果たせる存在となれるよう、高校3年間を目的をもって過ごしてほしいと話しました。明日から本格的に始まる高校生活。新しい仲間との出会いや学びの機会を通じて、松高での生活に少しずつ慣れてくれることを期待しています。

新年度のスタートにあたり

 いよいよ新年度がスタートします。新たに本校で勤務する職員を迎え、今まで本校が培ってきた教育活動を大切にしながら、新たな視点をもった活動も始めていきます。

 その中で、昨年度の4月に打ち出しました【Matsubushi Eight Policy】をさらに進めていきたいと考えています。生徒が学ぶ様々な場面で、どのような力を育てていくのかを明確にして取り組みます。生徒自身にも取り組んだ成果を振り返ってもらい、それらを積み重ねることにより「生徒の生きる力」を育てていきます。とくに、1、2年生では「考える力」「聞く力」「行動する力」を重点化して、学校行事や進路学習等を中心に進めていきます。

 松高に入学した生徒が、卒業後に自信をもって前を向いて生きていくことができるよう、身につけるべき力を育てるために【Matsubushi Eight Policy】を活用した教育活動を進めてまいります。

★Matsubushi Eight Policy

 ①礼節・マナー ・・・ 集団の中の一人としての自覚と行動する力を身につける

 ②考える力   ・・・ 他者から与えられた情報をもとに、「考える」習慣を身につける

 ③聞く力    ・・・ 他者の意見を謙虚に聞く姿勢を身につける。

 ④行動する力  ・・・ 積極的に行動を起こす習慣を身につける

 ⑤表現する力  ・・・ 自分の考えを分かりやすく他者へ伝える力を身につける

 ⑥思いやる力  ・・・ 他者を尊重し、協力しながら取り組む姿勢を身につける

 ⑦工夫する力  ・・・ 課題や問題点を克服しようと努力する姿勢を身につける

 ⑧振り返力   ・・・ 自分の取り組みを評価し、さらなる成長や改善につなげていく姿勢を身につける

 

修了式を終えて

 3月24日(金)、今年度最後の登校となり、修了式を行いました。

 修了式では、この1年を振り返ることの大切さと来年度に期待することを話しました。休み明けには、元気な顔が見られることを期待しています。そして、新たに迎える新入生。不安を抱えながらも、高校生活への期待を胸に入学式を迎えてくれるはずです。新たなスタッフとともに、来年度も頑張ってまいります。

 入学式のころには桜が散ってしまいそうなので、本日の松高桜をお届けします。