校長日誌

3学期が始まりました

みなさん、明けましておめでとうございます。
保護者の皆さま方をはじめ、地域の皆さま方には昨年度は松伏高校の生徒ともども大変お世話になりました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

さて、本日からいよいよ第3学期が始まりました。
つい先ほど始業式を終えたところですが、おかげさまで冬休み中に大きな事故もなく、生徒たちは元気な顔を見せてくれました。

私からは締めくくりの学期を迎えるに当たり、次の内容で講話を行いました。
職員一同、これからも力を合わせて生徒たちの成長の手助けができるように頑張ってまいりますので、昨年と変わらぬ御理解、御協力をいただければ幸いです。



~~~(校長講話より)~~~

おはようございます。

冬休み中に特に大きな事故もなく、無事に3学期の始業式を迎えられたことを嬉しく思います。


さて、今年度も残すところ3カ月となりました。1年間を1日に例えれば、今はちょうど「夕方の6時30分」になったところです。

3年生の卒業式は3月11日(金)に実施しますが、これは先ほどの例でいえば「夜の10時40分」にあたります。

卒業のためには学年末考査を乗り切り、単位を修得する必要がありますが、学年末考査は1月26日(火)からですが、時間に例えれば「夜の7時40分」から始まることになります。

3年生にすれば、今から数えると約1時間後には卒業できるかどうかを決めるテストが始まってしまいます。それほど時間は残されていませんが、とにかく無事に卒業証書を手に出来るように、明日から一生懸命に準備を始めてもらいたいと思います。


さて、ここから先は全ての学年が対象の話になります。3つのことを話します。


先ず1つ目です。既に新聞・テレビ等で大きく取り上げられていたので、今年の6月19日以降に行われる選挙に関しては、国政選挙、地方選挙に関わらず選挙権年齢が18歳に引き下げられることとなります。

今年の夏には参議院選挙が行われますが、これは18歳の人が選挙権を有するようになっての最初の国政選挙となります。

このような中、国では18歳で選挙権を持つことになる高校生に対して、有権者として必要とされる知識や力を身に付けてもらうために、全ての高等学校において主権者教育を行うこととしています。

松伏高校でも、さっそく今年から主権者教育を行っていきますので、是非とも生徒諸君には正しい理解を深めていただき、自分なりの考えや意見をきちんと持てるようになっていってもらいたいと思います。


続いて2つ目です。諸君たちへのお礼とお願いを述べさせてもらいます。

緊急時の連絡手段として、12月から携帯電話等の持ち込みを試行的に認めました。

松伏高校は開校以来34年間、携帯電話を持ち込むことは授業に支障が出ると考えて一切認めていませんでした。

35年目の今年、生徒諸君のマナーの良さ、事の良し悪しをきちんと判断できる能力の高さから見て、「校内では電源を切り、自己責任でロッカーに保管する」というルールは十分に守れるはずであると判断しました。

また、校外においても公共マナーを十分に理解し、歩きながら、自転車に乗りながら、電車やバスに乗りながらの、いわゆる「ながらスマホ」をする生徒はいないと確信しています。

ここまでのところ、違反する者はほとんどおりません。ましてや、故意にルールを破る者は皆無です。さすがは松伏高校生です。先生方の思いをきちんと理解してくれたことに感謝すると同時に、ここからがお願いになります。

生徒諸君、是非ともこのルールを試行で終わらせるのではなく4月から正式に導入し、今の自分たちのためだけではなく、将来の松伏高校生のために、安心して登下校できる環境を作ってあげようではありませんか。

将来の世代に、「この学校が携帯電話やスマホを持ち込めるようになったのは、33期生、34期生、35期生がきちんとしてくれたおかげだ。」と言われるように、3月まで頑張りましょう。


最後です。

12月に学校生活のアンケートを行いました。私もみなさんが回答してくれたものを読んでみました。

その中で、いじめを目撃した、あるいは自分がいじめを受けたことがあるとの回答がいくつか見受けられました。

内容は、言葉による直接的なものや、ケータイやネットを使った誹謗中傷、あるいは集団での無視や仲間外れが多いことが分かりました。

私はこの行為を許しません。もしもこの行為をする者がいたならば、厳しく指導したいと思います。

何故ならば、もしも私がそのようなことをされたら非常につらい思いを受けるし、気持ちが沈んでしまうからです。だから私も絶対に人に対してそのようなことはしないように心掛けています。これは相手が大人であっても子供であっても、教員であっても生徒であっても同じです。

このような行為をしている人に、私は問いたいと思います。楽しいですか。人を仲間外れにし、その人が苦しんだり悲しんだりする姿を見ていると、得も言われぬ楽しさが味わえるのでしょうか。

さらに続けて問います。これは人として許される行為でしょうか。

もしも故意にそのような言動を行っている人がいるなら、即刻その行為は止めていただきたい。

無意識に、行っていた人がいたなら、自分の過去を振り返り、軽い悪ふざけが相手にとってどれほど重い苦しみになっていたかを想像していただきたい。

そして、もしもこの中に今でもつらい思いを受けている人がいるならば、どうぞ遠慮せずに先生方に相談してください。学校は持てる力の全てを注いで解決していく覚悟があります。

生徒諸君、みなさんの力で松伏高校をフェアな学校にしようではありませんか。

どの生徒も、人が見ていようがいまいが、人に対してのやましい言動は一切放棄し、正義でいくのだという学校にしようではありませんか。

皆さんにはその力があると信じます。


大変長くなりました。では、3学期の皆さんの健闘を願っています。