校長日誌

第1学期始業式講話

平成29年度スタートにふさわしく、とても立派な始業式でした。
以下は、始業式の講話の内容です。皆さんにぜひ伝えたいことです。

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~~(校長講話 骨子)~~~~~~

今日は、「よい習慣は、才能を超える。」という話をします。この言葉は、佐々木 常夫(ささき つねお)さんという方の「働く君に贈る25の言葉」という本の一節にあります。

皆さんは、どんなよい習慣を持っていますか?私が心掛けているのは、一歩先の行動をとる習慣です。具体的には、まず、毎朝、早起きをしています。そして、早目に家を出て、学校に着いたら、仕事の時間になる前に、余裕をもって、その日の準備をしています。そうすることで、慌てずに一日をスタートすることができています。

早起きをして、早目に家を出て、学校に着いたら、準備をしてから一日をスタートする。

たったこれだけのことですが、毎日続けてきたことで、ミスをする回数が減り、逆に気づくことも多く、私は、大きな自信を得ることができました。

私の友人の中には、それほど準備をしなくても、物事をそつなくこなせる人がいます。私が1時間かかることも、友人は半分の30分でできてしまいます。とてもうらやましい限りですが、私には真似をすることができません。一緒にスタートしたら、友人にはとてもかなわないわけです。自信をなくしたことも何度もあります。そうした経験から、私は、何事も一歩先に行動するようにしてきました。

陸上競技や水泳など、順位を競うスポーツでは、フライングスタートは禁止されています。しかし、毎日の生活では、このフライングスタートは、武器になります。

大切なことは、よいことを習慣にしてしまうことだと思います。
よい習慣は、力になります。

皆さんは、どんなよい習慣を持っていますか?早起きの習慣、はきものをそろえる習慣、あいさつをする習慣 など、よい習慣と言えるものはたくさんあります。

何か一つでもできることから始めてみてください。近い将来、皆さんが社会に出たときに、必ず、皆さんの自信や力になります。

よい習慣は、才能を超える。今日は、まず、この言葉を覚えておいてください。

終わります。