校長日誌

臨時全校集会

本日は臨時の全校集会を行いました。

30度近くまで気温が上がった中、全校生徒に体育館に集合してもらったのは、交通ルールを正しく理解し、交通事故に合わない・合わせないようにしてもらいたかったからです。


集会の冒頭で、みなさんに直接お話したことではありますが、改めて「校長日誌」に主旨を書き留めておこうと思います。



≪校長講話概要≫

    今年度は自転車通学をしている生徒の中で、自損事故も含めて被害交通事故にあうケースが多発している。

    一方、幸い事故には至っていないものの、登校時に歩道内を自転車で通行して、小学生等の歩行者に対して、危険を与えかねない状況がある。

    道路交通法上、自転車は「車両」と位置づけられており、「自転車は車道が原則、歩道は例外」とされている。

    このことからも、仮に自転車通行可の標識のある歩道内であっても、歩行者に脅威を与えるような走行をすることは、そもそも許されていない。

    万が一、歩行者に怪我を負わせる等の事態となれば、刑事・民事の双方で責任を問われる可能性もある。

    本校生には加害・被害いずれの交通事故も起こしてもらいたくない。

    今一度、交通ルールを正しく理解し、自分の状況を振り返り、事故に合わせない・合わない安全運転を心掛けてもらいたい。





学校近くの歩道の状況については、今回は生徒指導主任の先生から説明していただきました。


本校の近くには小学校があり、小学生の登下校時間がみなさんと重なる日もあります。自転車通行可の標識がない歩道内を自転車で走行し、小学生等の歩行者の安全を妨げることは以ての外です。

ましてや、生徒諸君は小学生から見れば大人です。交通ルールを読み直すまでもなく、大人として、歩道内を歩行する小学生の安全は絶対に守ってあげなければならないことは言うまでもありません。


一方、みなさんは大人ですから、自分の身を自分で守る考え方も必要です。
交通ルールを守るだけでなく、普段から余裕をもって登校することで、絶対に交通事故に合わない・合わせないように心掛けてください。