校長日誌

様々な学習の機会

 12月21日(火)、本校が昨年度から事業の委嘱を受けている「彩の国の道徳」研究推進事業に関する行事として、デフサッカー日本代表の松元卓巳選手をお招きし、生まれながら聴覚障害のあるご自身の経験に基づいた講演をしていただきました。印象に残ったのは、「私は聞くことが苦手であるが、誰にでも苦手なものはあるはず。苦手なものもその人の個性と捉え、前を向いて人生を歩んでほしい」という話でした。力強く自信をもってお話しされている姿を拝見していて、その言葉の重みを強く感じました。また、松元選手の親しみやすい人柄もあって、生徒からは様々な質問が出るなど、とても有意義な講演会となりました。松元選手ありがとうございました。

 また同日に、本校生徒や職員の有志が、全校生徒に向けて自身の考えを主張する「MSP」(まつぶし・スーパー・プレゼンテーション)が行われました。動画やパワーポイント等を用いての主張はプレゼンターのこだわりや強い思いがこめられ、中にはコスプレをしたり、ダンスを踊ったりとたいへん個性的なものもありました。このMSPは、様々な考えや個性を持った生徒の主張を受け止め、現在の社会で求められている多様性を認め合うことを目的として、10年以上前に始められたものです。プレゼンテーションの後には大きな拍手があり、互いを尊重する姿勢が感じられました。

 さらに、12月23日(木)には防災学習を行いました。国内外で発生している大きな災害の現状を踏まえ、災害から身を守ることや災害時にどのように行動する必要があるのかを学ぶ、重要な学習機会となります。学校での避難訓練や防災学習を通じて、実際に災害に遭遇した場合に自身で判断できる力を身につけてもらいたいと考えています。

 来年4月から成年年齢が18歳に引き下げられることもあり、高校生活の中で成年年齢をむかえる時代へと変わります。成年としての自覚を持ち、社会で貢献できる力を身につけられるよう、授業や部活動とともに、様々な学習の機会を通じて、生徒の成長につなげていきたいと考えています。