校長日誌

2016年5月の記事一覧

体育祭修了報告

生徒のみなさん、昨日の体育祭はお疲れさまでした。

 

当初は雨が心配されましたが、みなさんの体育祭にかける意気込みが好天につながり、終わってみれば学校全体が盛り上がった素晴らしい行事とすることができましたね。

 

みなさんが自分の競技に全力を尽くすだけでなく、仲間を一生懸命応援する姿がとても素晴らしかった。

 

3年1組は総合優勝を勝ち取り、最上級生としての貫録を示してくれました。

総合2位、3位は2年生のクラスが入りました。

来年度の体育祭のことを考えると、将来につながる結果になったと思います。

 

最後になりますが、今回の体育祭にはお忙しい中にもかかわらず、200名を優に超える保護者の方々に来ていただくことができました。

皆様の温かい御支援・御声援がどれほど生徒たちの励みになり勇気づけられたことか・・・。

校長として感謝の気持ちはつのるばかりです。

どうもありがとうございました。

試験最終日の様子

本日は中間考査の最終日です。

 

たった今、1年生から3年生までの全ての教室を巡回してきました。

どの教室にも、真剣に一生懸命に試験問題に取り組む姿がありました。

 

特に3年生は「必死に」という表現が当てはまるくらいでした。

3年生は自分の進路希望を実現するために、今回のテストに備えてかなり前から勉強を続けてきたのだと思います。

その努力が結果につながることを校長も祈っています。

 

1・2年生は本日の試験終了後に、それぞれ科目選択の説明会が行われます。

高校生活の方向性を決めることにつながるばかりか、将来の進路希望にも大きく影響してくることになりますので、今日の説明をよく聞き、分からないところはそのままにせずにきちんと質問して、悔いのない選択をしてもらいたいと思います。

 

いずれにしても全校生徒諸君、今年度最初の定期考査、おつかれさまでした。

陸上部の嬉しい知らせについて

陸上部の顧問の先生から、とても嬉しくなる報告をいただきました。

 

なんと、4月に入ってから7名の部員全員が、それぞれの種目で自己新記録を更新、あるいは今年度のベスト記録を叩き出したとのことです。

とても素晴らしいことです。

 

選手ごとに、過去の大会から現在に至るまでの記録が載った資料を頂きました。

記録というものは、ただ単調に伸びていくのではなく、一度伸びはじめては後退し、それでも我慢を続けていると、あるときに一気に伸びていくことが読み取れます。

 

順風満帆にいかないのが人生。

だけど、逆境で投げ出さず、諦めず、コツコツと努力を続けていれば必ず視界が開けるのもまた人生。

 

記録と人生。

なんだか似ていますよね。

中間考査近し!

中間考査まで、残り一週間を切りました。

勉強の準備はどうでしょか。

順調にいっているといいのですが。


特に1年生は高校生として初めての定期考査です。

中学校までの勉強と比べて、高校の勉強は数段難しくなっていますから、それなりに時間をかけて準備をしないと決して上手くいくものではありません。

まだ本腰を入れて準備を始めていないという人がいたら、今日から直ぐにテスト対策に取り掛かってください。


2年生はよく言われることですが、「中だるみ」とならないように注意しないといけませんね。

1学期の始業式でお話ししましたが、3月に卒業した女子生徒が私に残していった言葉、「3年になってから慌てて成績を上げようと思っても間に合わないことを後輩につたえてあげてください。」をぜひ思い出してください。


さあ、3年生は進路希望実現に向けてとにかく勉強、勉強、また勉強の毎日です。

就職試験の本番まで残りは4か月。

ここから先は時間との勝負になります。


いずれの学年も6月に入れば三者面談があります。

全力を出し切った結果を基に、前向きで夢を感じられる面談にしたいですね。

みなさんの健闘を祈ります。


 

 

 

 

サプライズ避難訓練を終えて

本日は避難訓練を行いました。

九州では今回の熊本地震により50名近くの方が犠牲になりました。
ここに謹んで哀悼の意を表するとともに、今もって余震が続く中、避難生活を強いられている皆さまが、一日も早く穏やかな生活に戻られるようにお祈り申し上げます。

さて、今回の訓練では避難に要した時間は5分36秒でした。
昨年よりさらに70秒ほど時間が短縮されましたが、本日の校長講評の中から、万が一のときに備えて覚えておいてもらいたいことや、雨が落ちてきたため省略してしまったことを記録しておきます。

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熊本地震では、4月14日、16日と立て続けに震度7の大きな地震が発生して以降、現在までに震度1以上の余震が1300回以上も続いております。

この地震で、50人近くの人が尊い命を落としております。

ここに哀悼の意を表したいと思います。


さて、ここからは今回のサプライズ避難訓練を通じて感じたことを述べたいと思います。


本校には現在708名の生徒が在籍しております。

集団としては非常に大きなものといえます。

仮に10名程度の小さな集団であれば、誰か1人が避難できていなければ直ぐにそのことに気付くはずです。

しかしながら、700名を超す大集団となれば誰かがいないことに、咄嗟には気づけません。

集団を目で見まわして確認しようとしても、あまりにも人の数が多すぎて数えることができないからです。


地震や火災等の緊急時においては、目の前にいる集団の人数、すなわちみなさんの人数を確認することが非常に困難になります。

駅のホーム、休日のショッピングセンター、繁華街の人混みの中。

これらを思い出せば、不規則に動き回り、それぞれが喋り合っている状態での人数確認の難しさが実感できるはずです。

人混みに向かって、マイクもない状況で「動かないで。」「話を止めて。」と叫んでも、その声はほとんど通らないでしょう。


秘訣は、「動き」と「声」を止められるかどうかにあります。

列を作って動きを止め、喋らずに指示を聞けるかどうか。

ここに人数把握の鍵があります。


避難は、避難前にいた者と避難後にいる者の数が一致したことを確認できて初めて完了します。

1人でも欠けていれば、逃げ遅れやトラブルに見舞われた等の可能性が出てきます。

逃げ遅れた人がいる場合、救出は早ければ早いほど良いことは分かり切ったことですが、避難した場所で動き回ったり喋り続ける人が、逃げ遅れた人の救出を遅らせることになります。


「動き」と「声」を止める。

これは簡単なことではありません。

もちろん、このことが自然にできるはずもありません。

予め、お互いの約束事として決めておかなければ決してできることではありません。

本日の訓練を契機に、今後は松伏高校における全員の約束事としておきたいと思います。


(以下は天候不良のため本日の講評の中では割愛しました)

最後になりますが、緊急連絡用の一斉配信メールの登録は済ませていただいたでしょうか。


災害に見舞われたときの学校の対応については、これまでも学校の
HPに掲載してきました。

しかしながら、多くの人間が一斉にHPにアクセスするため、HPに情報を載せたくてもHPが開けないのが現状です。


また、学校には2つの電話回線しかありません。

問合せの電話がつながらないのが現状です。


5年前の東日本大震災の際に、災害時におけるメールの有効性が確認されております。

一斉メール配信に登録していない場合、緊急連絡のための手段が十分に備わっていないことになります。


登録用紙を紛失してしまった人がいるようでしたら、早めに担任の先生に申し出てくださ
い。


 

 

 

 

 

 



 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠足と進路説明会

連休の谷間の今日、1年生と2年生は遠足に出発しました。


1年生は「ツインリンクもてぎ」でカレー炊飯や「Hondaコレクションホール」の見学です。

昨年はロボットの「アシモ」が、まるで人間が動くかのようにスムーズな動作をみせてくれたことに、みんなで驚いたのを覚えています。

みんなで作ったカレーもとても美味しかった。

さあ、今年はどうでしょう。

みんなで楽しく美味しい経験をして、クラスの親睦がより深まることを願っています。


2年生は2学期に行われる修学旅行の練習を兼ねて、羽田空港に集合の後で都内での班別行動です。

修学旅行でも、トラブルなく楽しい班別行動ができるように今からしっかり練習してもらいたいものです。


3年生は学校に残っての進路説明会です。

外部からたくさんの講師の方をお招きして、それぞれの進路希望に合わせて講師の方のお話を直接聞けるように企画されています。

しっかりと自分の進路希望を固めて、具体的にどのような準備を行っていけばよいのかをつかんでもらいたいものです。

遠足には行けなかったけど、3年生、進路希望の実現に向けて頑張りましょうね。