2016年9月の記事一覧

いよいよ松華祭!

いよいよ明日から松伏高校の文化祭である「松華祭」(一般公開は明後日10月1日(土)のみ)が開催されます。

 

昨晩も生徒たちが帰宅した後で、担当の先生方と一緒に会場内の点検をしましたが、会場の装飾、小道具の作成など、生徒たちが悪戦苦闘しながらも松華祭に間に合うように一生懸命準備をしている様子が伝わってきました。

 

今年の松華祭のテーマは「Shining Stars! ~照らそうみんなの笑顔で~」。

10月1日(土)の一般公開日には是非たくさんの方に御来場いただき、松伏高校の生徒たちの最高の笑顔をお受け取りください。

就職試験開始

いよいよ今年の就職試験が始まりました。

初日となる916日(金)は、本校から55名の生徒が就職試験を受けに行きました。


私は夏休み前から、今年の
3年生の就職希望者約80名の約8割にあたる方と面接練習をさせていただいたこともあり、自分の子供が試験に臨むかのように思えます。


とにかくこれまでの練習の成果を存分に発揮して、何とか合格を勝ち取ってもらいたいと思います。


松伏高校生、頑張れ!!

勝者のメンタリティー


長かった夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。

 

みなさんにとって、どんな夏休みだったでしょうか。

部活や進路の準備に明け暮れ、あっという間に2学期が来てしまったと感じる人も多いのではないでしょうか。

 

この夏はオリンピックの夏でもありました。

リオデジャネイロで活躍する日本選手団に、テレビの前で声援を送った方も多かったのではないでしょうか。

私もその一人でした。

 

大会期間中、テレビや新聞は体操の個人総合2連覇や女子オリンピック史上初の4連覇を達成したレスリングのことなど、メダリストたちのことを繰り返し報道していました。

国の代表として、4年間の全てを勝利の為に努力し続けた末に掴んだメダルです。

もちろん私も国民の一人として感動しますし、メダリストたちに称賛を送りたいと思います。

 

しかし、私の心が揺さぶられたのは、敗者となった直後にアスリートたちがみせる精神力の強さです。

 

敗者とはいえ、メダリストと全く変わらない努力を続けてきたのに、自分に突き付けられているのは受け入れがたい残酷な結果だという現実。

この現実をゆっくりと受け入れる暇さえ与えられず、インタビューという名でスポットライトを浴び、衆人の前へと引っ張り出されることの辛さ。

 

これは、普通の人間だったら絶対に耐えられないことです。

ほとんどの人間は、失敗の直後は失敗を他のせいにしたり、言い訳を考えたりするものです。

そして敗北してしまった「情けなくて恥ずかしい自分」を見られたくなくて、誰にも会わないように、そして誰とも喋らないように、こっそりとその場から抜け出したくなるものです。

普通の人間だったら、誰もいない場所で涙を流し、自分の不甲斐なさにいじけながらひっそりとしていたいものではないでしょうか。

しかしアスリートは違いました。

ほとんど例外なく、涙を必死でこらえながらカメラの前に立ち、スポットライトに顔を照らされながらも歯を食いしばってカメラに顔を向けて、潔い敗北の弁と、次なるチャレンジへの気持ちを述べていました。

 

 

ここで紹介するのは、柔道男子81キロ級で金メダルを期待されながら3位に終わった永瀬選手のインタビューでのコメントです。

 

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「勝ちたいという気持ちから安全策を取って臆病になってしまった。思い切り踏み込めず、自分の力を出し切れなかった。足りなかったのは技術ではなく気持ち。」

「準々決勝で負けてから気持ちを切り替えてメダルを獲得できたのはうれしいが、表彰式では改めて悔しさがこみ上げてきた。次のオリンピックまで長いが、この悔しさを忘れず、まずは目の前の大会を勝っていきたい。」

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ここがアスリートたちの凄いところなのです。

人生において、最も大きな失望の中に突き落とされた直後に、言い訳せずに潔く自分の敗北を認め、次の目標へ向かってまた長い旅を続ける決意を述べるのは、並大抵の精神力の強さではありません。

 

しかし、考えてみれば、挫折と敗北を知らないアスリートなどいないのです。

今回祝福を受けていたメダリストたちも、過去に挫折と敗北を素直に認め、それと勇気をもって向き合ってきたからこそ勝者になれたのです。

もしも「勝者のメンタリティー」というものがあるならば、それは挫折を再挑戦へのバネに変えられる精神力ではないでしょうか。

 

普通の人間は、挫折を絶望に終わらせてしまう場合がほとんどですが、勝者となる者は再挑戦へのエネルギーに変えていく逞しさと、未来のどこかにある勝利を信じて、ひたすら努力を重ねていけるひたむきさを持っています。

この精神力があったからこそ、メダリストたちは勝利を掴むことができたのではないでしょうか。

 

目に見えているゴールに向かって進むのは誰にでも簡単です。

アスリートたちが目指す「勝利というゴール」は、どこに存在するのかも分かりません。

進もうとする方向に本当にゴールがあるのかどうかさえ分かりません。

もしかすると、不安と苦労の先にすらゴールが存在しないこともあるでしょう。

それでもアスリートたちは、数パーセントの可能性を求めてひたむきに歩き出します。

立ち止まってしまったらノー・チャンス。

挑戦する人生に敗北はないことをアスリートたちは知っているのです。

 

 

このオリンピックを通じて、私たちがアスリートから学ぶべきなのはこういう部分ではないだろうかと思いました。

 

さて、話を現実の学校生活に戻したいと思います。

 

3年生はいよいよ2週間後から就職試験が始まります。

就職希望者は、夏休み中もほとんど毎日登校して、履歴書の作成や面接練習を繰り返していましたが、どうぞこれまでの自分の努力を信じて、自信を持って試験に臨んできてもらいたいと思います。

 

また、今学期は学校行事も目白押しです。

クラスの団結力と、個人個人の責任感が問われます。

責任と信頼の意味を考え、みなさんが行事を通じて、社会性や協調性を高めてくれることを願っています。

 

それでは、今学期のみなさんの健闘を祈ります。