校長日誌

2017年1月の記事一覧

生徒会活動の意義

「生徒会活動を通して、望ましい人間関係を形成し、集団や社会の一員としてよりよい学校生活づくりに参画し、協力して諸問題を解決しようとする自主的・実践的な態度を育てる。」

これは、学習指導要領に定められている生徒会活動の目標です。

 

私は、現代においては、特にこの中でも「よりよい人間関係を築く力」が強く求められていると感じています。

実際、全国の多くの高等学校が、様々な試みを通じてこの力の育成に取り組んでいます。

 

ここでは、「よりよい人間関係を築く力」が何故必要とされるのかについて考察してみたいと思います。

 

私たちはいわば社会的な動物であり、家でも学校でも、遊んでいるときでも仕事をしているときでも、周りには「自分以外の他人」が必ずいて、そこでの直接的・間接的な関わりを避けることができません。

「自分以外の他人」との直接的・間接的な関わり。

これこそが人間関係です。

 

そう考えると、私たちの周囲は人間関係だらけです。

どんなに孤独を望もうが、孤立を試みようが、「自分以外の他人」が全くいない場所で生活することは物理的にも経済的にも不可能です。

私たちは人間関係の中で生を受け、人間関係の中で成長し、人間関係の中で一生を終えていくのですから、人間関係をよりよいものとすることが必要となるのです。

 

人は誰一人として完璧ではなく、人生は失敗の連続です。

しかし、人間関係を築いていれば、どんなに失敗しても必ず誰かが手を差し伸べてくれます。

こう考えると生徒会活動の目標は非常に奥が深いといえます。

 

松伏高校の生徒会は、役員も会員も大変活発に活動しています。

学校行事の充実、ボランティア活動への参加、生徒会の計画や運営。

いずれも高いレベルで実現されています。

 

今後も質の高い生徒会活動を通じて、みなさん一人一人が「よりよい人間関係を築く力」を高めていかれることを望みたいと思います。