校長日誌

2018年12月の記事一覧

第2学期終業式講話

表彰式、生徒会新役員の認証式に続いて、第2学期終業式を行いました。今回もたくさんの生徒を表彰することができました。また、保護者や地域の方からもお褒めの言葉をいただきました。生徒の活躍を心から誇りに思います。
以下、校長講話の内容です。

~~~~~~(校長講話 骨子)~~~~~~

皆さん、おはようございます。今週は、MSP(松伏スーパープレゼンテーション)とダンス発表会がありました。どちらも素晴らしかったです。ありがとうございました。今日は、地域の方からお褒めの言葉をいただいた話を二つと、先日、テレビドラマを観て感動した話を一つします。
一つ目は、数か月前のことですが、本校の保護者の方が、いなげや松伏店にあるダイソーで買い物をしていたところ、店内にゴミが落ちていることに気づいたそうです。誰も気にも留めず、そのままになっていたので、拾うとしたところ、通りかかった松高生が、当たり前のようにゴミを拾って、ゴミ箱に捨てた姿に大変感動したというお話を伺いました。できそうでできないことです。こちらも素晴らしいことだと思います。
二つ目は、つい先日のことですが、裏門近くに住む方が、本校にわざわざ来てくださり、松高生が、いつも挨拶をしてくれてうれしいというお話をされました。実は、最近、挨拶が少し減ってきているかなと感じていたところだったので、安心しましたし、嬉しかったです。挨拶も得手、不得手があります。得意な人は、元気良く、苦手な人は、お辞儀をするだけでも相手に伝わります。これからも是非お願いします。
最後に、テレビドラマを観て感動した話です。それは「下町ロケットヤタガラス編」第9話のシーンです。阿部寛演じる佃航平と土屋太鳳(つちやたお)演じる佃利菜は親子ですが、ロケットエンジンのバルブシステム開発では、ライバル関係にありました。そして、性能試験の結果は、圧倒的差で、父親である佃航平側の勝利でした。落ち込んでいる利菜に、真矢ミキ演じる母親の沙耶が言った言葉です。
沙耶「パパがいい技術者になれた秘訣、知りたい?人の何倍も、何十倍も失敗してきたからよ。もし、惨敗だったって思うなら、自分に甘えがあったって思うなら、正面からそれに向き合ってみなさい。きっと進む道が見えてくるから。」
いい技術者になれた秘訣が、人の何倍も何十倍も失敗してきたからという言葉に、力や勇気をもらった気がします。
その後、父親であり、尊敬すべき技術者である佃航平に対して、利菜は、素直に自分の気持ちを打ち明けることができました。そこで、佃航平が、利菜に言った言葉です。
佃「今、お前の目の前には、あの宇宙のように無限の可能性が広がっている。やりたいようにやりゃいいんだ。自分の物差し、他人の物差し、それぞれ長さは違う。お前が信じる道を行きゃいいんだ。そうすればきっとお前なら幸せになれる。俺はそう信じているから。一歩一歩、ゆっくりと進めばいい。焦らずにな。」
皆さんの目の前にも、無限の可能性が広がっています。焦らず、一歩一歩進んでいきましょう。
以上、終わります。

音楽科第23回定期演奏会、御来場ありがとうございました。

12月9日(日)、三郷市文化会館で、音楽科第23回定期演奏会を行いました。御来場いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
この定期演奏会は、本校音楽科の1年の集大成と言えるものです。演奏会は大きく2部構成で、第1部は部活動ステージで、第2部が授業ステージでした。
第1部の部活動ステージは、吹奏楽部・合唱部の合同のステージでしたが、年1回の合同ステージということもあり、両部とも生き生きと演奏していました。第2部の授業ステージでは、県内唯一のミュージカル専攻の生徒たちによるダンスとミュージカルのステージ、生徒と大槻義昭先生の指揮による合唱ステージ、佐藤正人先生の指揮による吹奏楽ステージで、どのステージも素晴らしく、圧巻でした。最後には全出演者での全員演奏・合唱で幕を閉じました。御指導いただいた講師の先生方、ありがとうございました。

生徒と先生の美術作品を紹介します。

 先日、県立近代美術館で開催された、第61回埼玉県高校美術展に、本校生徒の作品が展示されました。また、続いて開催された第5回ポローニア展に、本校美術科教員の日向先生の作品が展示されましたので紹介します。先生と生徒の日頃の活動の成果が、大きな美術館に展示され、多くのお客様に見ていただけることは、嬉しいことです。