2023年4月の記事一覧
松高新聞 令和5年度4月号
始業式・入学式から10日が過ぎ・・・
始業式・入学式からアッという間に10日が過ぎました。その間、春とは思えない天候もあって、先生方や生徒の体調を心配しつつ、日々に追われて過ごしておりました。
年度当初ともあって、各学年は今年1年の準備のために様々な活動が続きました。1年生はオリエンテーション、部活動見学など、2・3年生は新しいクラスでの役割分担や進路実現に向けたガイダンスなどが進められました。各種健康診断や委員会活動のスタートと忙しい日々でした。
昨日も、身体測定、新体力テストが松伏分校と一緒に行われました。本日はこれから離任式を行います。この4月に他校へ異動された7名の先生方が、生徒たちとの最後の別れの場面で、貴重なメッセージをいただくことができるものと期待しているところです。
1学期始業式&第43回入学式
本日、4月10日(月)は1学期の始業式と入学式が行われました。
午前中の始業式に先駆けて着任式が行われ、3月末で退職、転出した先生方と4月当初に着任された先生方をご紹介しました。
始業式では、新2・3年生に向けて、今年度の目標を達成するためにはその先のことを考え、意識して生活することが大切であることと、命の大切さについて話をしました。また、生徒指導主任からは、交通マナーや学校生活全般について注意すべきことが話されました。特に、自転車での交通ルールやマナーをしっかりと守り、ヘルメットの着用の重要性について話をしてもらいました。コロナの影響があったため、着任式と始業式を体育館で行うのは、在校生である新2・3年生は初めてのことでした。それでも式典ということもあり、整然とした中で行われました。オンラインではなく、久しぶりに生徒の皆さんに直接お話をすることができたので、私もとても充実感を感じました。
午後は入学式。緊張感の中で、新入生の名前が呼名され、172名の入学を許可しました。式辞では、高校での学びの場を与えてくれた周囲の人への感謝と、義務教育を終え、社会で義務と役割を果たせる存在となれるよう、高校3年間を目的をもって過ごしてほしいと話しました。明日から本格的に始まる高校生活。新しい仲間との出会いや学びの機会を通じて、松高での生活に少しずつ慣れてくれることを期待しています。
新年度のスタートにあたり
いよいよ新年度がスタートします。新たに本校で勤務する職員を迎え、今まで本校が培ってきた教育活動を大切にしながら、新たな視点をもった活動も始めていきます。
その中で、昨年度の4月に打ち出しました【Matsubushi Eight Policy】をさらに進めていきたいと考えています。生徒が学ぶ様々な場面で、どのような力を育てていくのかを明確にして取り組みます。生徒自身にも取り組んだ成果を振り返ってもらい、それらを積み重ねることにより「生徒の生きる力」を育てていきます。とくに、1、2年生では「考える力」「聞く力」「行動する力」を重点化して、学校行事や進路学習等を中心に進めていきます。
松高に入学した生徒が、卒業後に自信をもって前を向いて生きていくことができるよう、身につけるべき力を育てるために【Matsubushi Eight Policy】を活用した教育活動を進めてまいります。
★Matsubushi Eight Policy
①礼節・マナー ・・・ 集団の中の一人としての自覚と行動する力を身につける
②考える力 ・・・ 他者から与えられた情報をもとに、「考える」習慣を身につける
③聞く力 ・・・ 他者の意見を謙虚に聞く姿勢を身につける。
④行動する力 ・・・ 積極的に行動を起こす習慣を身につける
⑤表現する力 ・・・ 自分の考えを分かりやすく他者へ伝える力を身につける
⑥思いやる力 ・・・ 他者を尊重し、協力しながら取り組む姿勢を身につける
⑦工夫する力 ・・・ 課題や問題点を克服しようと努力する姿勢を身につける
⑧振り返力 ・・・ 自分の取り組みを評価し、さらなる成長や改善につなげていく姿勢を身につける